札幌LRTの会さんから
札幌市電北五条線の走っていた頃の
写真をご提供いただきました。
『私の山とスキーと人と芳賀孝郎さんに聞く Vol.1』の記事で、市電北五条線が走っていた頃の記述があったので、その頃の写真はないものかと関係各方面の皆さんにお尋ねしたところ、札幌LRTの会の早川淳一さんから、1971年9月に撮影された北5条西13丁目にあった『予備校前電停』写真のご提供を頂きました。
『予備校前電停』とは、当時、北5条西13丁目には「桑園予備校」があった事に由来します。北7条西12丁目には「札幌予備校」もあって、かつては桑園は予備校生たちの街でもありました。その後、東京からの競合校進出に「桑園予備校」は廃校を余儀なくされ、「札幌予備校」も名古屋を本拠とする予備校の札幌校となって桑園の地を去りました。
それにしても、北5条を走る電車の雄姿。道の両側に居並ぶ商店の看板。今とは違った活気を感じずにはいられません。
この北5条線は1913(昭和2)年に北5条西20丁目~北5条西4丁目間で開通し、1971(昭和46)年まで運行していました。
現在の北5条西13丁目交差点付近Googleストリートビューリンク
札幌LRTの会とは
LRT(Light Rail Transit:近代的・高機能な路面電車/軌道交通システム)を活用するという観点から、平成8年(1996年)に設立され、活動されておられる市民団体です。詳しくは、下記リンクページをご覧ください。