北海道立近代美術館では、9月9日金曜日からゴジラ展が開催されます。
1954(昭和29)年、映画会社「東宝」によって銀幕に登場したゴジラは、水爆のような人類規模 の災厄を生んだ科学技術への警鐘を鳴らし続けて来ました。
映画はまさに総合芸術、今回は「特美(特殊美術、特撮 美術)」とデザインの仕事に焦点を当て、ゴジラに挑みます。
展示内容は、ゴジラと東宝怪獣のスーツ、メカ等の造形、怪獣やメカのデザイン画、撮影用ミニチュアセットの図面、記録写真など。また、ゴジラ映画から発想されたイラストや立体造形も紹介します。
現実と空想が交錯する世界に立ち、咆哮する大怪獣ゴジラ―そのヴィジョンを生み出した日本の映画人たちの想像力と創造力、そしてゴジラの限りない魅力を、ぜひお楽しみください。
現在、絶賛公開中の最新作「シンゴジラ」のとともに、ゴジラの秋が深まります。