『高橋三太郎 展 放浪する木工家そのカタチ』

札幌を製作の拠点に活躍する木工家高橋三太郎さんによる椅子の展覧会
展示室Aにて12月6日(日)まで開催中です。

 

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会場には、札幌コンサートホール Kitara大ホールの客席椅子や、かでる2・7 “ふくろうのベンチ KAMUI”、大通ビッセのベンチなど、高橋さんが手がけた数多くの椅子が展示されています。

どれもいつまでも残り続ける事を感じる落ち着きのある椅子で、デザインに普遍的美しさを感じ、とても印象的です。

 

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そしてこの展覧会の楽しさは、作品の全てに腰掛けて椅子の素晴らしさを体感できること。

一つひとつの椅子の近くには製作時の背景や作品コンセプトを丁寧に綴った高橋さんによるコメントのパネルが掲示されていて、その真摯な作家姿勢と人柄が伺え知れます。

この見て読んで座って楽しい展覧会は12月6日まで開催されています。

 

 

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会場奥のスペースでは、高橋さんが木工家となるに至った経緯をパネルで伝える『木工家の生まれ方』コーナーや、椅子のデザイン形成プロセスをパネルと椅子のチャート展示で説明する『カタチの種・デザインのタネ』コーナーが展開されています。

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アーティスト・トークイベントも開催

去る10月3日(土)14:00〜には、2階ロビーにて

高橋三太郎さんと建築家の赤坂真一郎さん、

デザイナーの佐々木信さんによる

アーティスト・トークイベントも開催されました。

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1階ショップには『高橋三太郎グッズコーナー』も設けられ

今回の展示内容の図録集『木工家の生まれ方 カタチの生まれ方』も販売されています。

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『木工家の生まれ方 カタチの生まれ方』=高橋三太郎編 中西出版(1,350円税込み)

 

『 高橋三太郎 展 』の詳細はこちらをご覧ください

北海道立近代美術館 展示室Aにて12月6日(日)まで開催中です。

特別展『日韓近代美術家のまなざし』

北海道立近代美術館で9月1日に始まった特別展『日韓近代美術家のまなざし』は、10月12日(火曜・祝日)までの開催です。

会場には20世紀前半、日本統治下の朝鮮半島で日本から訪れた美術家たちと現地の美術家たちによるたくさんの作品が展示されており、激動の時代に彼の地で描かれたり作られたりした作品からは日本人と朝鮮の人々双方に、それぞれの歴史文化を背景に背負ったリアルな真摯さがうかがい知ることができ迫力のある展覧会となっております。

会場の奥、最後の部屋には、「佐藤九二男と京城第二高等普通学校生たち」といういうコーナーがあります。

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佐藤九二男は札幌の北海中学(現・北海高等学校)に学び美術部・団栗(どんぐり)会の結成メンバーです。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、1927年に「朝鮮」に渡り京城第二高等普通学校の教員として、戦後における彼の地の芸術界をリードすることになる多くの俊秀を育て画家としても活躍しました。その教えはピカソやマティスらの近代造形から「朝鮮」の伝統工芸の美まで、幅広い見識に基づくもので教え子たちからも敬愛を集めました。佐藤九二男は1945年終戦の混乱のさなか現地で消息を絶ちますが、その後、教え子たちは1962年に佐藤の名にちなんだグループ展「2.9会展」を開催しており彼への追慕がうかがわれます。是非、この機会にご覧になってください。

 

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コーナーには佐藤九二男の自画像と幅広い見識を持って自由に描くことを教えられたことがうかがわれる教え子たちの作品が展示されております

詳細はこちらをごらんください。

10/10(土)14:00~からは学芸員の方によるギャラリーツアーも開催されます。

10/10(土)、10/11(日)、10/12(月・祝)には2階ロビーにて韓国カフェがオープン。時間は10:30~17:00 (ラストオーダー16:50)韓国茶400円です

本日10月3日(土) 北海道立近代美術館アーティスト・トークイベント終了致しました

『 高橋三太郎 展 放浪する木工家とそのカタチ』関連企画

現在、同美術館A室にて作品展が開催中の札幌を拠点に活躍する木工家高橋三太郎さんと、同じく札幌を拠点に活躍する建築家の赤坂真一郎さん、デザイナーの佐々木信さんによるアーティスト・トークイベントが、10月3日(土)14:00から北海道立近代美術館2階ロビーにて開催され、高橋本人と気鋭のクリエーター2人が、木工・建築・デザインの立場から語りました。

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左から木工家高橋三太郎さん、建築家赤坂真一郎さん、デザイナー佐々木信さん

トークの進行役である、今回の展示会のポスターデザインなどメインビジュアルを手がけたデザイナーの佐々木信さんと、建築家の赤坂真一郎さんが、聞き手あるいは突っ込み役として、三太郎さんの木工家を目指すきっかけになった世界放浪の旅の話や、その後の作家生活、仕事の展開やデザインに対する考え方について多岐に渡る楽しいお話を引き出し、会場に詰めかけた高橋さんファンも終始楽しい雰囲気に包まれていました。

 

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会場では、今回の展示内容をまとめた図録集『木工家の生まれ方 カタチの生まれ方』=高橋三太郎編(中西出版)の完成も発表されました。

 

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一階ショップコーナーに設けられた『高橋三太郎グッズコーナー』にて会期中購入できます。

 

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『高橋三太郎グッズコーナー』

『高橋三太郎 展 放浪する木工家とそのカタチ』は2015年12月6日まで展示室Aにて開催されています。

『 高橋三太郎 展 』の内容はこちらをご覧ください。

 

「おでん」始まりました

10月になり、すっかり寒くなりました。

みなさんは、御風邪引いていませんか!?

10/1は、団体様ご予約の為、貸切とさせていただきました。

せっかく、お見えいただいたにもかかわらず、失礼をしてしまった方、

大変に申し訳ありませんでした。どうか、またよろしくお願いいたします。

10/2より、皆様お待ちかねの「おでん」始まりました。

今年も良い御出汁が出来ていますので、お待ちしております。

 

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ランチのあともごゆっくりと…

ミニ大通11丁目Cafe倫敦館のランチタイムオーダーは11:30am~14:00pm

SlowFood メニューでお楽しみいただいております。

 

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写真はポークソテーとバターライス サラダ添え 1,100円 ランチタイム:コーヒー付き1250円

 

ランチのあとは、手帳を出してスケジュールを書き込みしたり、

最近はスマートフォンやタブレットを眺めたりですね。

もちろん本を読んだりおくつろぎの方々も

コーヒーを飲みながらごゆっくりとどうぞ。

 

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