寒くなってきていますね。
年明けとともに冬が深まってきているようで。
今年最初の三連休で風邪などひかぬよう帰を付けてくださいませ。
世の中三連休の時は当店日曜営業の日です。
今週はあと、今日明日の二日間営業いたしますのでよろしくお願いいたします。
新年からお酒もたくさん入荷してきております。
是非お好みの一本を探しに遊びに来てください。
モンクールにて古谷シェフのイタリアン教室
今月は1/16土曜日19:00~20:30に開催です。
イタリアの家庭料理を季節の野菜で楽しみましょう!
今回は『ネギと生ハムのクリームリゾット』とデザートは『大根とリンゴのサバイオーネクリーム』
イタリアの家庭料理のテイストを知って美味しさ広がるご家庭イタリアンの魅力をお楽しみください!
参加費 4000円(1ドリンクモンクールさんのパン付き)当日お支払いください
定 員 8名様
持ち物 ハンドタオル・エプロン・筆記用具
<お申し込み先>
『アネッロ・ズ』フルヤもしくはMon coer店舗まで
メール anello.s76@gmail.com TEL090-5551-5743
1/10(日)以降のキャンセルはキャンセル料が発生しますのでご了承ください。
講師:古谷たかし
手打ちパスタ教室『Anello's』代表・シェフ
札幌市内のカフェ・料理教室を借りて道産小麦を使った生パスタ教室やイタリア家庭料理教室を開催しています。
古谷シェフの生パスタ教室、今月は1/14木曜日19:00~20:30に開催です。
パスタマシーンを使わなくてもに簡単に作れる道産小麦の生パスタレッスン。
今回はそば粉入り太麺『ピッツォケリ』と『じゃがいもとキャベツ』のソース、
そして前菜は『りんごとチーズのおつまみ』に挑戦です!
参加費 3000円(1ドリンク付き)当日お支払いください
定 員 10名様
持ち物 ハンドタオル・エプロン・筆記用具
<お申し込み先>
『アネッロ・ズ』フルヤもしくはRaw Life店舗まで
メール anello.s76@gmail.com TEL090-5551-5743
1/10(日)以降のキャンセルはキャンセル料が発生しますのでご了承ください。
講師:古谷たかし
手打ちパスタ教室『Anello's』代表・シェフ
札幌市内のカフェ・料理教室を借りて道産小麦を使った生パスタ教室やイタリア家庭料理教室を開催しています。
私は1934年(昭和9)に桑園で生まれました。北5条西19丁目で、家の前には市電の北5条線が走っており、二中ウラという電停のすぐそばでした。男4人、女4人の8人兄弟で、上にふたりの姉。私は長男です。実家は、芳賀スキー製作所という、スキーを作る会社でした。住まいと事務所と工場が、同じ敷地にありました。
二中ウラの二中とは現在の札幌西高等学校のことで現在の札幌龍谷高等学校のところにありました。私は1948年(昭和23)の学制改革で札幌第二中学校から衣替えした時点での西高第一期卒業生です。
芳賀スキー(のちにハガスキー)は、私の父の芳賀藤左衛門が、父の兄の恒太郎とともに東倶知安村(現・京極町)で創業しました。当初は荷車や馬車の製造販売をしていたのですが、大正半ばからスキーの製造を本格的にはじめ、北大スキー部などから高い評価を得ました。昭和のはじめには札幌に移り、工場をこの場所に建てていたのです。
この写真は、1941年(昭和16)の冬に家の前で撮ったもの。雪山でスキーを履いているのが私です。私は桑園国民学校(現・桑園小学校)の一年生でした。写真にあるように、家の前の電車のレールを除雪してできたような雪山で、兄弟や近所の仲間と遊んでいました。スキーはもちろんハガスキーです。今のミニ大通になっている通りは、現在のような真ん中の緑地帯は無く、単に幅の広い防火帯道路で、ここでもスキーを履いて行き来していました。昔は、電車が走っている街の中以外は馬そりと並んでスキーも人々の冬に交通手段だったものです。
こちらのひとりで写っている方では、奥に北5条通りが西に延びています。冬は雪でおおわれていますが、道はもちろん舗装などされていません。私の左後方に左側に向かって向かってカーブする轍がうっすらと見えますがこれは電車のレールです。この電車は北5条線といって札幌駅前方面から、北5条通りを往来し、この北5条西20丁目のカーブで南に進み大通20丁目にあった避病院(伝染病の隔離病院)の前で終点でした。そこで円山公園からの円山線に乗り換えると円山線は南1条から南1条線になって西4丁目交差点の三越前に向かうことができました。西4丁目交差点には駅前通りを札幌駅前とすすき野を経て中島公園を結ぶ停公線が通っていて札幌駅前で北5条線に繋がっていましたから、街の中心部にいくのは、むしろ今よりも便利だったと思います。けれども写真の私の背後には西の円山方面に向かって、大きな建物が見事になにもないですね。
父がスキーの職人ですから、私は物心つく前からスキーが友だちでした。1940年(昭和15)に札幌でオリンピックが開かれることが決まっていましたから、市民のあいだでもスキー熱が盛んだったと思います。父に連れられてよく荒井山に入り、いまの大倉山小学校のあたりから沢筋を滑っていました。あのあたりにオリンピックのボブスレーコースが作られていて、父は関係者とも懇意にしていましたから、ボブスレーに乗せてもらったことがあります。ご存知のように、1940年(昭和15)の札幌オリンピックは戦争のために中止となってしまったのですが。
小学校に入ってからは、学校が終わると家からそのままスキーを履いて、友だちと円山で滑りました。6年生のとき、荒井山で第1回全札幌小学校スキー大会があり、私は大回転で優勝しました。
この写真が撮られたころに太平洋戦争がはじまりました。家の近くに札幌二中(現在の札幌西高校)がありましたから、グランドなどを遊び場にしていました。時節柄だったと思います。グランドで行われていたグライダーの滑空訓練などはいまでも目に浮かびます。生徒たちが両側から引っ張ってグライダーを飛ばすのです。
友だちの兄さんが海軍兵学校に行っていて、休暇に、江田島(広島県)から白い制服で帰ってきたことがありました。あまりの格好良さに衝撃を受けました。儀礼刀にさわらせてもらって感動したことをおぼえています。当時の少年たちは、大人になったら何になる? と問われたら、「兵隊になる」というのが当たり前のこたえ。出征兵士を見送る情景も珍しいものではありませんでした。
戦争が激しくなってくると、工場の若い従業員も出征していきました。戦争でスキーどころじゃないと思われるかもしれませんが、このころ長野県の大手メーカー西沢スキーが陸軍から3万台のスキーの注文を受けたという話がありました。西沢と付き合いのあった芳賀スキーでもその一部を手伝うことになりました。父はしぶしぶ受けたようです。軍隊スキーは、軍靴ではけるように革の締具をつけたフィットフェルト方式で、ストックは和竹製。大きなリングがついていました。
1944年(昭和19)の春、洞爺湖の月浦に疎開することになりました。父がそこに別荘を持っていたのです。月浦国民学校に転校しました。ちょうどそのころ、湖越しに見えるところに昭和新山が誕生して、私は、噴煙を上げながら日に日に大きくなっていく山を不思議な気持ちで見ていたものです。戦争が終わったという玉音放送は、児童みんなで国民学校に集まって聞きました。あの時代は、今思うとやはり自由な雰囲気はなく重苦しい感じで、けして、良い時代ではありませんでした。もう二度とあんな時代にはなって欲しくはないですね。(つづく)
聞き書き/谷口雅春

![札幌市卓上案内1950年(昭和25)北海道都市案内刊行会発行札幌市中央図書館所蔵より赤丸の部分に芳賀スキー製作所が1992年まで所在していました。現在JR北海道バス 北5条線[58]の札幌駅方向へのバス停のあるあたり味の時計台北5条店の東側です。](https://miniodoriletters.net/min2/wp-content/uploads/2016/01/IMG_1096-1024x768.jpg)
1927年(昭和2)に北5条西4丁目~北5条東20丁目間で開通し、その後1931年(昭和6)に北5条西19丁目~大通西20丁目間が開通し円山線と直結。1971年(昭和46)まで運行。

芳賀孝郎 さん
1934(昭和9)年札幌生まれ。生まれ育った場所は、かつて1992年まで北5条西19丁目にて旧5号線に面して営業していた「芳賀スキー製作所」。物心つく前からスキーに熱中し、桑園国民学校、向陵中学、札幌西高校へ。学習院大学に進学して山岳部へ。以後、山とスキーの人生を歩む(元日本山岳会副会長)。1958年京都大学学士山岳会チョゴリザ登山隊に参加。1970年から1991年まで、父の跡をついでハガスキー社長。2007年まで(株)エイジス(本社千葉市)取締役副社長。2011年夏、千葉県幕張ベイタウンから20年ぶりに帰札。現在宮の森に暮らす。
2016.1.24(日)まで
【特別展】展示室B
冬のワンダー☆ミュージアム2016
アートで発見HOKKAIDO
~ようこそ、北海道だらけの美術館へ Winter Wonder Museum 2016
北海道のアートにあらわされる、さまざまな自然や生きもののすがた。そのゆたかな表現を「山と水」「鳥と獣」「人と街」「農と漁」「雪と氷」「光と風」「花と緑」の7つのテーマに分け、同館のコレクション約80点によって紹介します。
イラストレーター・堀川真さんの『北海道わくわく地図えほん』(2006年/北海道新聞社刊)に登場するイラストとともに、北海道の魅力を発見しながら、アートの鑑賞を楽しむことができます。





休 館 日:月曜日(ただし1月11日は開館)、1月12日
開館時間 :9:30~17:00(入場は16:30まで)
会 場 :展示室B
主 催: 北海道立近代美術館
共 催: NHK札幌放送局、一般社団法人北海道美術館協力会
協 賛:公益財団法人道銀文化財団
後 援: 札幌市、札幌市教育委員会
観覧料:一般510(420)円、高大生250(170)円、
小中生150(100)円
※( )内は前売、団体、リピーター料金、ファミリー料金
※前売券:「近美コレクション」受付にて11月15日(日)より12月6日(日)まで販売。12月7日(月)から18日(金)まで展示替え休館のため、この期間にご購入希望の方は事前に道立近代美術館(011-644-6882)までお問合せください。
※団体料金:10名以上の場合
※リピーター料金:当館または他の道立美術館で開催した特別展の観覧半券をご呈示の場合。
※ファミリー料金:ご家族で観覧の場合。
※近美コレクション(12月19日~3月21日)との共通券は、一般850円、高大生400円(当日のみ)
「道銀文化財団 Art Ensemble #5~Concert~」
《声と共に世界の旅へ》
●日時:12月19日(土)午前11時~11時40分
●内容:フレッド・クーツ作曲「サンタが街にやってくる」ほか
●出演:ミベラーズ、奥出かおり(ピアノ)
《フルートとピアノで夢みるクリスマス》
●日時:12月23日(水)午前11時~11時40分
●内容:ドビュッシー作曲「小さな羊飼い」ほか
●出演:八條美奈子(フルート)、谷敷さなえ(ピアノ)
●会場:当館1階ホール(入場無料)
「あなたとアート」
家族(親子、兄弟)や友人同士など、2人以上のグループでご参加ください。作品について語りながら鑑賞します。
●日時:毎土曜日/1月9日、16日、23日
午後2時~2時30分
●会場:展覧会会場(要観覧券)
●案内:美術館学芸員
「きみコレ!君がえらぶ、ベスト・コレクションはコレだ!」
小・中学生を対象に、クイズなどをまじえながら、作品の魅力にせまります。
●日時:1月11日(祝・月)
午後2時~2時30分
●会場:展覧会会場(要観覧券)
●案内:当館学芸員
☆指導者向け展覧会ガイド
児童・生徒を対象にした美術館での作品鑑賞について、さまざまなアプローチをご紹介します。
●日時:1月8日(金)午後2時~3時
●会場:当館映像室(聴講無料)
●案内:当館学芸員
2月の予告
2016.2.6(土) - 2016.3.21(月・祝)
【特別展】 展示室B
*12/28(月)~1/4(月)は休館です。
*新年は1/5(火)から開館。
新春は「三岸&マ~ルおみくじ」イベント
(1/5~11)でお迎えします!
~1/20(水)まで
冬休みワークショップ(1/8, 1/9)
参加申し込み電話受付中! →詳しくはこちら
*1/8午前の回は定員。
その他はまだ若干空きあり(12/27現在)
*12/28(月)~1/4(月)は休館のため、
応募受付は休止します。新年は1/5から受付。
(所蔵品展第3期)開催中!
10月31日(土)~2016年1月20日(水)
詳しくはこちら→「線は風のように」チラシ(PDF)
*たんけん美術館 12月20日(日)~1月20日(水)
*三岸&マ~ルおみくじ 1月5日(火)~11日(月・祝)
*とっておきワークショップ 1月8日(金)・9日(土)
※事前申込制(電話受付) →詳しくはこちら
1月15日(金)~17日(日) 会場:会議室
好太郎の母校の後輩たちが、三岸作品のイメージを書で表現。
展示室を会場とするため、開演中および会場設営・撤収等の時間帯に当該展示室の作品を一部ご観覧いただけない場合があります。(会場設営は13:00頃~予定/座席には限りがあります)
詳しくはこちら→冬休みイベントチラシ(PDF)
第199回美術館ミニ・リサイタル
「舞台(ステージ)と銀幕(シネマ)の世界から」
1月30日(土) 14:00~ 展示室
出演: 安達彩子(ソプラノ) 菅原弥生(ソプラノ)
日小田直美(ピアノ)
→チラシはこちら(PDF *展示室を会場とするため、開演中および会場設営・撤収等の時間帯に当該展示室の作品を一部ご観覧いただけない場合があります。(会場設営は13:00頃~予定/座席には限りがあります)