ミニ大通レターズとは

北海道立近代美術館、三岸好太郎美術館、北海道知事公館近くの札幌市中央区の南桑園地区にある美術館通、ミニ大通周辺と美術館の常設・特別展示の情報や、近隣の情報をお伝えするサイトです。美術鑑賞のあとは「美術館通」と「ミニ大通」へ!

枯れた葉っぱではなく実なのでした。

ところで、前回、ご紹介した紅葉が始まったナナカマドの木の後ろに、なにやら葉っぱが一部、紅葉というより枯れてしまって見える木が!

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それも1本ならずも数本もならんでと心配してよく見ると。どうやら葉っぱでは無いようです。

 

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そして、その木の下に落ちていたのがこれです。

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これは実だな!しかも実の周りが平べったくプロペラ状に広くなっているから風に舞うのにも機能的な戦略的フォルム!

ミニ大通13丁目のガーデニング用品店momijiさんによると、

この木の名前は、神樹(シンジュ)。

日本では一般的にはニワウルシと言われてますが、漆の一種ではなくニガキ科の木で被れることは無いそうです。神樹と呼ぶのは東北以北のようで、北海道では庭木としてこの木と鬼ぐるみの木を植えているのをよく見るそうです。神様と鬼を植えると何か良いことがあるのか?それとも育ちやすく比較的に安価なため庭木屋さんでも流通がしやすかったためなのか?それは不明だそうです。

「実際、このタネは、風に舞って広く着土し雪の下で一冬寝たあと、翌年の春には真っ先に芽が出るので、放って置くと増えすぎてちょっとやっかいな樹木です。その割に、この木の新木が育っていないのは、おそらく、ミニ大通を管理する札幌市道路管理課さんで積雪前にタネ実を除去したり、春に新芽を刈り取ったり小まめに対応してるからだと思いますよ。」とmomijiさん。

う〜む!なるほどね!生き物だからね〜!大変だね〜!

でも、この木自体をもう一度見てみると元気に高くて木肌も葉っぱもきれいで、暑い夏には木陰になっててくれてありがとう!ですね。

きっと、いろんなバランスでミニ大通の木々は生きているんだろうなと、

そんな事に思いをはせる秋のミニ大通なのでした。

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