開館40周年記念事業
【特別展】 大原美術館展II
2017.4.22(土) - 6.11(日)展示室Bにて開催
珠玉の名画50作家71点。一挙公開!
大原美術館は明治末期から大正・昭和にかけて繊維・銀行・電力といった事業の経営に努めるとともに社会、文化事業にも熱心に取り組んだ岡山県倉敷の実業家・大原孫三郎(1880-1943)が、西洋美術を紹介するために1930(昭和5)年に岡山県倉敷市に開館した日本初の本格的美術館です。コレクション収集のきっかけは、孫三郎が創設した奨学金を受けて東京美術学校に学びヨーロッパにも留学した洋画家・児島虎次郎(1881−1929)が、当時、ヨーロッパへ行く機会のない、多くの日本の画家たちのために、西洋名画の実物を日本へもたらすことの必要性を大原に説いたことに始まります。孫三郎は虎次郎の考えに賛同し、ヨーロッパからの多くの西洋絵画購入を児島に一任し、それらが現在の大原美術館コレクションに礎となりました。
今回の特別展では、1920年代を中心としたヨーロッパと日本の美術の珠玉の名画50作家71点を一挙公開。1920年代当時、フランス・パリは世界各国から芸術家が集うエコール・ド・パリの時代。ワシリー・カンディンスキーやアンリ・ル・シダネル、ラウル・デュフィや日本から渡仏した、藤田嗣治ら佐伯祐三ら多くの画家の作品。岸田劉生の代表作「童女舞姿」。そして、大原美術館コレクションの礎を築きながらも美術館開館の日を見る事無くして前年に病に倒れ世を去った児島虎次郎の作品も見ることが出来ます。
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休館日 | 月曜日 |
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開館時間 | 9:30~17:00(入場は16時30分まで) |
会場 | 展示室B |
主催 | 北海道立近代美術館、テレビ北海道、北海道新聞社 |
後援 | 北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会、札幌商工会議所、日本経済新聞社 |
特別協力 | 公益財団法人 大原美術館 |
お問い合わせ | 北海道立近代美術館 ☎011-644-6882 |
<観覧料>
一般1,300(1,100)円、高大生700(600)円、中学生500(400)円
※小学生以下は無料(要保護者同伴)。
※リピーター割引料金は当館および他の道立美術館で開催した特別展の半券を提示した場合の料金
(1枚につきお一人様1回限り有効。有効期限は半券に記載)